雷電神社 戴水の儀
更新日:2024年8月9日
8月3日(土曜日)、埼玉県鶴ヶ島市で4年に一度開催される脚折雨乞(すねおりあまごい)行事で使われるお水をくみとる戴水の儀(たいすいのぎ)が雷電神社で行われ、出席しました。
脚折雨乞は埼玉県鶴ヶ島市に伝わる雨乞い行事で巨大な蛇体を作って町をねり歩き、雷電池(かんだちがいけ)へ導くことで降雨を祈願する祭りです。かつて鶴ヶ島市の雷電池には雷や雨をつかさどる大蛇が棲んでおり、ほとりの雷電社に祈れば必ず雨が降ると言われていました。しかし寛永のころ、新田開発により池は縮小され、大蛇が板倉の雷電神社の池に移ってしまったため、以後は雨乞いの効果がなくなってしまいました。そこで板倉の雷電神社で降雨祈願をしてそこの池の水を持ち帰ったところ、たちまち空が曇りやがて雨が降ったと伝えられています。
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お水くみ取りの儀
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歓迎あいさつ
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お水を注ぐ(4日の脚折雨乞行事)
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龍神の入水(4日の脚折雨乞行事)