平成28年3月18日 第1回議会定例会閉会の挨拶
更新日:2021年6月7日
お疲れ様でした。今議会予算議会ということで16日間の長い日程でご審議頂きました。国の法改正に伴う上位法の変更に伴う条例の変更が議案としては多かった訳でありますが、近年この種の事務量の増加が年々大きくなるため、小規模自治体の町村にとっては事務労力に大きな負担を感じる所であります。
季楽里の指定管理委託につきましては小森谷・今村両議員の指摘を受け更なるご審議の上承認頂き有難うございました。受託者であるピコ社におきましては心配される点もある訳ではありますが審査会の総合的な判断により承認頂き、それを踏まえての議会の承認でありますので立地条件が決して良くない中、頑張ってもらえればと思いますが、なお今後の事業展開には注視をしてまいりますので皆様にも宜しくお願いいたします。
住民発議による「館林市との法定合併協議会の設置要請」の件につきましては法の定めにより付議させていただく予定であります。合併を前提とした該当自治体同士の話し合いの場の設置を求める議案ですので合併の賛否を問うものではありません。自治体の長としては議会に紳士的な対応をお願いできればと思います。各議員個人の考えもあろうかと思いますが、国の法律で進める手順や期限が決まっておりますのでその場に臨んだ上、相互の意見交換や議論の後、賛否を伺わなければならないとの形になりますので町民の代表者としてその責務をお願いしたいと思います。
さて、個人的ではありますが最近の本会議について感じますことを述べさせて頂きます。「知らないので教えてください」「これは何のことでしょうか」的な質問が多く感じられます。また、議会は議論すべき場でありますので、一期目の議員さんもおりますのでやむを得ない面もありますが、町民目線から考えると日常の議員活動の中で、ぜひ担当課に立ち寄っていただき、事案の内容を調査していただければと思います。以前にも述べました様に、他町の議会と比較しますと今回の予算議会であっても板倉16日間に対し予算規模が約倍以上、議員定数も3人多い大泉町こそ今回は17日間ですが、明和町は10日間、千代田町も10日間、邑楽町11日間でありまして、比較しますと長い方になります。より効率的な議会、より有意義な議論(言い換えれば事業内容を知った上での議論)をすべきだと考えます。そのことは多忙な議員さんも歳費も市議会に比べれば6割程度で充分とは言えない中での貴重な1日1日であろうと思いますし、又行政側にしても課長の他、各係長も一緒になって裏方として対応いたしておりますのでサービスの多様化に伴う事務量の増加に対応する貴重な1日、1日を考えますと両者にとってプラスではないかと思うところであります。目指すべきは最少の労力で最大の効果ということでありまして、更に一層の議会改革を検討頂くことは無意味ではないと思います。宜しくご検討いただければと思います。
桜のシーズンに入り、4月1日に向けての年度末行事、その後の年度初めの行事等例年通りの最も多忙な時期となります。議員各位、ご健勝にてのご活躍を祈念申し上げ閉会の挨拶といたします。