平成30年6月12日 第2回議会定例会閉会の挨拶
更新日:2021年6月2日
5日から本日まで8日間にわたって追加議案を含め上程議案を御審議いただき、全議案可決を頂きましたこと御礼申し上げます。
特に最終日に追加上程の新庁舎に関する変更契約議案につきましては当初計画を総合的に検討した結果、変更がベターとの結論であり、建設委員会に了解頂いたものであります。このことに対し数名の議員から意見も頂きながらも賛成を得ましたので契約通り進めさせていただきたいと思います。また、頂いた意見につきましては各近隣施設連携のための動線を考慮の上、併せて検討させたいと思っています。
一般質問では本間議員から観光ガイドボランティアの活用を中心に他2点の質問がございました。遊水地のガイドだけでなく、町の名所等も含めた観光案内や町PRは当然必要ですので具体化に向けて一歩踏み込むようボランティアガイド資格取得者や民族文化伝承士の皆様との話し合いの中で様々な懸案事項を検討するよう指示をいたしましたので早急にその場が持たれることとなると思います。
また、青木議員から合併に関する協議会の在り方、事務局の立場、首長の権限、協議会決定事項の法的位置付け効力、財政力、数字に上げられない両市町長所の比較等に質問がありました。これらは合併協委員や両市町民それぞれが冷静に分析し、受け止め、どう判断していくかの大きな材料となり、重要であります。疑問点や資料の要求に対しは、丁寧に対応するよう指示してありますので、是非遠慮無くお願いいたします。正論をぶつけ合って解決していきたいと思いますが、いくら議論しても合意出来ない場合の選択肢は当然の事残しておくべきと考えています。
仲人さん(発議者)の仲介により館林と板倉は見合いを行っている(合併協議会)、結婚を前提に(合併を真剣に)考え意見交換を通しながら問題なく双方が歩み寄れるようであれば当然結婚も可であります。しかし、躊躇するような事柄が多く、政治姿勢や手法について思った通りの相手でなければ破談になるのも当然であります。まずは合併協で、次に板倉選出合併協委員会で判断をしていくことになります。委員さんには町を代表しての立場ですので今後もよろしくお願いします。
今日はシンガポールでは史上初の米国大統領と北朝鮮主席のトップ会談が行われています。当初1回で結論を出すと豪語していたトランプ大統領の口から徐々に前提条件が後退しながら次の会談の時期も水面下で出ているとか、どちらの主導権で進んでいるのか判らない状況がいよいよ表に出る日であります。日本の安全保障上、米国との共同歩調による不可逆的な検証可能な核・ミサイル廃棄と拉致問題の解決を至上命題としての日本外交も何回も渡米を繰り返し、意見交換の結果と今後の道筋がいよいよ表面化する訳であり、大きな期待を国民全員が持っています。今夜9時までに行われる米朝トップ会談の共同発表を待ちたいと思います。
台風5号は大きな影響もなく、本州東海上を北上するコースを通過していますが、いよいよ真夏に向かって梅雨に入りつつあるようです。今年の夏も余りに暑い日が少なくなるように、また、季節の変わり目での集中豪雨による水害など起こらないよう祈念申し上げ、議員、町民各位の益々の御健勝と御多幸を祈念申し上げ6月議会閉会の御挨拶といたします。