館林地区消防組合 令和4年度秋季点検のあいさつ要旨（令和4年10月30日）

本日は、持ち回りとなっていた秋季点検が、コロナ禍の小康状態により3年ぶりに復活し、当町で開催できることになりました。天候に恵まれた中、本会場である板倉中学校に当事者、関係者全ての皆さまにお集まりいただき、例年に近いかたちで開催できましたことを大変喜ばしく思います。また、久方ぶりとなる本日に向けた練習を踏まえ、充実したかたちでご参加いただいた消防団員、消防署員の皆さまに敬意を表します。

さて、日頃から消防団員の皆さまには、本業を持ちながらの非常勤特別職として、また、消防署員の皆さまにはプロとして、市民、町民の生命と財産を守るため、全力で任務にあたっていただいております。組織力、技術力、精神力、行動力それぞれの面から、万が一に備えて錬磨、安全安心の中心的存在として励んでいただいておりますことに、市民、町民を代表して重ねて御礼申し上げます。

近年、毎年のように「異常気象」「温暖化」が大きく叫ばれる中、今年5月の田植え時から今日までの出水期の水災害シーズンがなんとか大過なく過ぎようとしています。この地域にとって、ホッとするのも束の間、来春に向けて乾燥やからっ風、火災や人災のシーズンに入ります。まさに気の抜けないシーズンであり、それと共に大事な年末年始の最も多面にわたって警戒すべき時期がすぐそこに控えていますので、各自体調に気をつけながら、さらに万が一の時のお力添えをお願いしたいと思います。そのうえ交通災害対処も年々増加しています。消防署員の皆さまにはプロとして、より一層しっかりと気を引き締めた対応をお願いします。

また、本日、永年の消防行政にご貢献いただいた、受賞者の皆さまには、お祝いと感謝、御礼を申し上げ、引き続き後進への更なるご指導をお願いしたいと思います。

結びに、群馬県知事、笹川代議士をはじめとしたご来賓の皆さまにご臨席いただきましたことと、日頃の陰に陽に渡るのご支援に心より感謝し、併せて会場にお越しいただいた全ての皆さまの先々の健康とご多幸を祈念し、地元町長としての御礼のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。