令和4年度文化財模擬火災訓練あいさつ要旨(令和5年1月22日)
更新日:2023年1月25日
歳末警戒、出初式に続き、本日の文化財模擬火災訓練では早朝より大変お疲れさまでした。また、皆さまには、年間を通しボランティアとして活躍いただいていることに感謝いたします。
さて、本日は館林警察署板倉駐在所長、館林地区消防組合消防長、町議会、行政区長会、県議会議員、県地域創生部文化財保護課、町教育委員、町文化財調査員、女性防火クラブ連合会本部の皆さまを来賓に迎え、雷電神社氏子総代の協力のもと、本訓練が板倉消防署、町消防団、町関係部署の連携により、計画どおり正確に手際よく行われたことに敬意と感謝を申し上げます。
本訓練は、国宝法隆寺金堂十二面壁画を昭和24年1月26日に焼失したことを契機に昭和30年に1月26日を「文化財予防デー」と定め、文化財を守ることに加え、脈々と続く歴史文化の愛護思想の高揚を図ることを目的としています。今年1年間、本訓練の成果をもとに文化財に限らず、有事の際にはお力添えをよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスを始め、ウクライナ侵略による物価高騰や経済不安など、新年も前途多難の幕開けとなりました。更には、新型コロナウイルス感染症の分類が、2類から5類へ見直される見通しなど、新しい局面も予想されます。皆さまが健康に留意され、幸多い一年となるよう祈念し、寒さ厳しい中での本訓練に対するお礼の挨拶といたします。