食品ロスの削減について
更新日:2024年9月12日
食品ロスとは
まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品を「食品ロス」といいます。日本国内で一年間に発生する食品ロスの量は年間472万トン(令和4年度推計(農林水産省・環境省))になります。この量は国民1人あたり1日約103グラム(おにぎり約1個)、年間で約38キログラムと言われております。
日本の食料自給率は約38パーセントにしかならず、食料の半分以上を輸入に頼っている状況であるにもかかわらず、これだけの量の食品を廃棄してしまっているのが現状です。
どの様な問題を引き起こすのか
- ごみ処理に多額のコストがかかる。
- ごみ処理量が増えることで、地球温暖化の原因となるCO₂が排出される。
- 焼却後の灰の埋立てなどにより、環境に負担がかかる。
食品ロスの主な原因
家庭系
主に食べ残し、手つかずの食品(直接廃棄)、皮の剥きすぎなど(過剰除去)
事業系
規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなど
食品ロスを減らすには
買い物のとき
- 買い物前に冷蔵庫の中身をチェックする。
- すぐ使う食材は、手前にある賞味期限の短い商品を買うように「てまえどり」を意識する。
- 食品は記載された方法に従って適切に保存する。
調理のとき
- 残っている食材から使い、作りすぎた料理はリメイクするなど、食材を上手に使いきる。
- 在庫一掃の日を決めて、残っている食材を全て使い、冷蔵庫内をすっきりさせる。
- ぐんまちゃんの3キリ運動を意識する(食品を1使いきり2食べきり3水きり)。
外食や宴会のとき
- 飲食店では、注文し過ぎず、頼んだものは食べきる。
- 食べきれない料理の持ち帰りができるお店を選ぶ。
- 宴会の際はぐんまちゃんの30・10運動を意識する(宴会開始後30分間は席を立たずに料理をおいしく楽しむ・お開き前の10分間は自席に戻り残った料理を楽しむ)。
フードドライブにご協力を
食料油や缶詰、調味料など、いただき物は余る傾向にあります。余っている食品はフードドライブに持ち寄りましょう。
関連リンク
- ぐんまちゃんの3キリ運動、ぐんまちゃんの30・10運動(外部サイトにリンクします)
- フードドライブ(外部サイトにリンクします)