高齢者に多い消費者トラブルについて
更新日:2022年1月7日
ご家族や身近なかたと協力し合いトラブルを防止しましょう
高齢者の消費者被害に関する相談が全国の消費生活センターに多く寄せられています。高齢者は「お金」「健康」「孤独」の3つの大きな不安を持っているといわれています。悪質業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切にして信用させ、年金や貯蓄などの大切な財産を狙っています。
年末年始などに帰省の際は、高齢者に多い消費者トラブルが起きていないか実家などの様子を確認しましょう。また、ご家族や身近なかたと消費者トラブルについて話し合い、互いに協力しながらトラブルを防止しましょう。
高齢者に多い消費トラブル
架空請求
身に覚えのない請求をされた場合、慌てて相手に連絡をしたり、お金を払ったりしないようにしましょう。
定期購入
インターネット通販では、「お試しのつもりで申し込んだら定期購入になっていた」というトラブルに注意しましょう。
送り付け商法
注文していないのに一方的に送り付けられた商品は、直ちに処分可能です。金銭の支払い義務はありません。
インターネット回線
「料金が安くなる」と言われて別業者に乗り換えたけど、認識と違う契約になっていたというトラブルに注意しましょう。
偽サイト・不審サイト
欲しかった商品が格安になっているサイトがあったら、それは偽サイトかもしれません。注意しましょう。
不要なリフォーム、点検商法
「補助金と保険金が受給できると勧誘されて屋根工事の契約をしたが虚偽だった」などのトラブルに注意しましょう。