赤城塚古墳 三角縁仏獣鏡(あかぎづかこふん さんかくぶちぶつじゅうきょう)
更新日:2021年7月8日
赤城塚古墳について
西岡の台地先端にある円墳であり、径が約30メートル、高さが3メートルから4メートル程度の小さい古墳です。墳頂部が延宝4年(1676年)に削られ、鏡、太刀および剣が見つかっています。神社の宝物として大切に保存されてきました。
三角縁仏獣鏡について
発掘された鏡は「三角縁仏獣鏡」といわれる貴重なものであり、直径が22.08センチメートル、縁の断面が三角形、そして内側の鈕(ちゅう) のまわりには三体の仏像、仙人および四獣が描かれています。 なお、築造時期は古墳時代前期と考えられます。
(注釈)鈕とは、鏡の裏面の中央の突起(つまみ)のことを指します。